マイナスイオン治療の分類と生理効果

はじめに

 マイナスイオンを身体に負荷する事で、健康やプラスの治療効果が期待できるマイナスイオン治療法が最近大きな話題となってきている。

 マイナスイオンの負荷でプラスの効果を得るというのは大変分かりにくい。そこでまず、マイナスイオンについて定義する。マイナスイオンとは、電子その物自体と電子を負荷された原子や分子団をも含めたもの。この定義にしたがえば、マイナスイオン治療法とは、電子を負荷する事で健康やプラスの治療効果を得ることである。ここでは、マイナスイオン治療法ではなく、電子負荷治療法と呼ぶ事にする。

マイナスイオン(電子負荷)の治療の種類

現在においては電気科学が著しく発達して、新しい電気治療器具が開発され、種々の電子治療が行われるようになった。この電気治療を大別すると、①直流電位療法、②交流電位療法、③通電療法、④空気中の電子を身体に導く療法となり、いずれの場合も電子がおよぼす生理的な影響が治療効果を高めている。①から④の特徴について略述する。

①直流電位治療法(帯電効果:電子の停止)

高田蒔先生が考案された方法で、電子発生器で電子を発生させ、マイナスイオン電極を身体にじかに接触させて電子を導き、この電子を身体に留めるために身体を絶縁状態に置き、電子の帯電効果(電子の停止)による治療である。(図①)

②交流電位治療(誘電効果:電子の振動)

電位発生装置の電極の一方をアース、他の一方の電極を絶縁マットの中に導き、交流誘電が身体に及ぼす振動効果(身体内のイオンや電子の振動も含まれる)による治療法である。種類としては、交流高圧9,000V、3,000Vと交流低圧1,000V以下、600V等がある(図②)

③通電療法(針治療:電子の移動)

身体の2箇所に金の針と銀の針を刺し、体液を電解液と見越して直流の電子の流れを作り、この流れが及ぼす細胞・筋肉等への刺激の療法である。交流電源を用いる場合を低周波通電療法と呼んでいる。(図③)

④空気中の電子を身体に導く療法

電子の多い自然に身体を置くか、電子発生器により大気中に電子を積極的に放出させて、生体にこの電子を取り込む。電子の流れによる治療法である。

以上の様な電子負荷法による効果は、すべての電子の負荷により体内に取り込まれた電子の作用により起こる結果である。

マイナスイオン(電子負荷)の生理効果

電子負荷治療の生理的効果とメカニズム
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取得済特許

・配合成分についての特許

 (特許第1643514号) 
・美容についての特許

 (特許第3308433号)

 

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