そのⅢ:適度な運動

このテーマを考察するにあたって、世界の伝統的な長寿村を調査してみました。世界の伝統的な長寿村は、以下の3つだと言われています。

  • パキスタンのフンザ
  • 旧ソ連のコーカサス
  • 南米のビルカバンバ

これらに共通する特徴としては「坂道が豊富」であるということに着目しました。


坂道の上がり下がりの運動による力の刺激がコラーゲンを若返らせるのではないか?

二つの宇宙実験などから、私はこれを世界で初めて証明しました。

そのうちの実験の一つは、ロシアの宇宙ステーションMIRで滞在したTBSの秋山記者に日本アマガエルを、もう一つは米国スペースシャトルに搭乗した、毛利 衛氏にニワトリの卵の中のヒナをそれぞれ託しました。

力の刺激が加わらない宇宙の無重力ではコラーゲンはどうなるか?左図の結果が示すように、宇宙で過ごしたアマガエルは地上のアマガエルより20%も皮膚のコラーゲンが少なくなっていた。またニワトリのヒナの骨のコラーゲンが衰え、骨が弱くなっていた。

そこで「逆もまた真なり」と考え、ニワトリのヒナを遠心機にかけ地球上の2倍の重力を負荷した。

その結果、若いコラーゲンが豊かで筋肉はしなやかであった。また魚のヒレなどのように常に動いている部分に力の刺激が加わって、コラーゲンが豊かで筋肉はしなやかとなった。

 

これらのことから、世界の長寿村の長寿の原因は、坂道を登り降りすることで力の刺激が骨や筋肉のコラーゲンに加わり、コラーゲンが活性化されることが、宇宙実験などから、私はこれを世界で初めて証明した。


宇宙から帰還した飛行士の骨が脆いといわれるのも、コラーゲンの減少によるものと考えられる。

 

取得済特許

・配合成分についての特許

 (特許第1643514号) 
・美容についての特許

 (特許第3308433号)

 

コラーゲンは「補う」から「生み出す」に。国内はもとより、世界7ヶ国でコラーゲン合成促進に関する特許を取っています。

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